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桐陰会雑誌 - この記事は連載の一部です
パート 137: この記事

電波研究会
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あまりはっきりしたテーマはもたないで、いろいろと楽しくやってきたが、自然に、やることが片よって来たようだ。
まず、従来の電研には付きものだった真空管は、時代の影響もあってか、いつしかガラクタと同居する身になり、トランジスタにその役を奪われてしまうほどになった。しかし、その小さなトランジスタには、小さいだけに迫力が欠ける。そのためか活動状態も、悪く言えば「迫力不足」である。良く言えば「じっくりとじみな研究」をしているということになろうが。
その次に、やたらとむずかしいことはやめて、手軽につくれて手軽に楽しめるものを多くつくるという傾向がでてきていた。トランジスタ式の場合、回路が複雑なものは、非常に高級な技術を要するので、比較的に簡単な回路を選ぶようになったのである。これは、とても良い事であると思う。簡単な回路であればあるほど、電気・電波ということが、原理的に良くわかり、回路の研究がしやすいのである。そして、「作りっぱなし」を防ごうとした方針は、よかったと思う。
また、会員全体に、トランジスタについての電気知識もかなり行きわたったのではないかと思う。そして最近は、ステレオはじめ高級回路も実験しはじめた。
以上のように、強いて研究テーマを題するとすれば、それは、「トランジスタ回路の研究」となるだろう。

電子電脳技術研究会
著者
電子電脳技術研究会
筑波大学附属中学校
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