電波研究会#
ついに引退の時がきた。僕達三年生がこの電研に入ったのはもう三年近く前にもなる。あの時の電研はすさまじかった。三年生のある先輩が一人で僕達のめんどうを見てくれた。やがて幽霊部員の一斉処分(合理化?)事実上の二年生部員はたった一人になり一年生の時の学発では僕達にもかなり仕事があった。二年生になると事実上僕達中心で電研を動かしていった。二年生の時の学発ではみんな燃えたが結果的に自己満足の固まりという評をもらいみんないじけてしまった。今年の学発は今の二年生にがんばってもらうはずだったがとまどってしまっていたみたいであった。来年こそは今の一年生(電研久しぶりの女子部員三人娘)と協力して(苦労するぞ!!)がんばってもらいたい。
僕達は一年生の時からすぐ電研を動かす中心になっていたので独自のやり方でやってきたつもりであった。しかし、結局後輩には何一つ残してあげられなかったようだ。しかし十分やるだけのことはやったので思い残すことはない。とにかく疲れた。
新一、二、三年生ガンバガンバ!
(副責任者 〇〇)
『一年間をふり返って』
昭和56年1月、我々三年生は新しい年を迎えるにあたって、考えこんでいた。昨年の学発があまり良い結果とはいえなかったため、今年はぜひすばらしいものにしたいと・・・。 結局、鉄研との共同製作でリニアモーターカーを作ることになった。
とはいえ、それはかなり困難であることだった。まず第一に、予算が足りなかった。それに技術的に考えても無理の話しだったのだ。
そんな時新入生が入会してきた。5~6人の男子に加えて、3人の女子が入ってきたのだ。この奇怪な出来事は、上級生を刺激させた。彼らの目を覚ましてくれたのであった。
年間の目標が決った。『電子工学史にいどむ」…。それは学発参加のテーマでもあった。我々三年生は、このテーマに命をかけるつもりで取り組んでいった。
ヘルツ、ファラデー、マルコーニこの三人の有名な実験を再現し、そこから新たなるものを見つけ出そうとした。そう我々は、21世紀のエレクトロニクス時代を生ぬくために、あえて過去を見つめなおしたのだ。
しかしテーマがテーマであるだけ結果はあまり良い方ではなかったが、一二三年のみんなが協力し、心を通じ合え、ほんとうによかった。
新電波研究会よ。未来へ羽ばたけ!!
(責任者 〇〇)